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2011年8月24日水曜日

Le Bouddha Blanc :死ぬとは

「白仏」辻仁成 を読み終えて。




       









「死とは敗北ではない」この考えに辿り着くまで主人公は、
生と死についての考察を繰り返す。
既視感をたびたび経験し、晩年には友と自分の既死感をおぼえる。
あの白仏は死後の存在を意味するのか。





死とは無であり、死後に自分がもはや存在していない世界が、
まだそこにあり続け無くならないことに恐怖を感じるのではないだろうか。
私は死ぬのが怖い。
 
 
 
 

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