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2011年11月18日金曜日

憎たらしいほど大胆な広告
































ベネトンの『UNHATE』
http://unhate.benetton.com/campaign/china_usa/

大胆で誠実に悪ノリしているから、目を奪われるメッセージだ。

ボクらの世代、そして日本では、

ベネトンはファッションブランドとしては記憶に残っていないだろうな。




これまでのベネトンの広告(by オリビエロ・トスカーニ)































































(以下、上記のサイトから拝借)
 
1980年代末からのベネトンのポスターやカタログには、基本的に商品は登場せず、差別・紛争・難民・死刑制度といった問題をとりあげ、一枚の写真によって訴えているのが特徴です。人権問題をテーマにしたものが多いため、国連と共同でキャンペーンを展開しているのも多くあります。こうした広告スタイルは、ディレクターのオリビエロ・トスカーニの「広告はまやかしの幸福を描くのではなく、企業の社会的姿勢を示すものであるべきだ」という持論を具現化したものといえます。また、社長のルチアーノ・ベネトンもトスカーニの広告手法を全面的に支持し、一連のキャンペーン広告が展開されました。ベネトンでは、商品を知ってもらうには実際に店頭で手に取ってもらうのが一番で、雑誌広告やポスターであえて商品を紹介する必要性はないと考えているようです。ファッションブランドとしては後発のベネトンは、こうしたラディカルな広告表現によって注目されるようになり、1990年代に独自のブランドイメージを確立していきました。

 ベネトンの広告は、その広告手法と映像のインパクトの強さによって、キャンペーンの度に賛否が議論されてきました。そのため、大量の広告がメディアに出まわっている印象がありますが、意外なことに広告の掲載量自体はあまり多くありません。大量の広告を発信することで見る者の感覚を麻痺させるのではなく、練り上げて制作した広告を少数のメディアに発表し、見る者に考えてもらおうという方針のようです。トスカーニは2000年にベネトンを去りましたが、ベネトンではその後もこうした広告スタイルを継続しています。

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